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 街道膝栗毛のブログ  奥州道中膝栗毛/羽州街道膝栗毛/八戸街道膝栗毛
  奥州道中膝栗毛/羽州街道膝栗毛/八戸(上り)街道膝栗毛の最新情報をUPしていきます。これら東北の街道探索を中心にパソコンなどつれずれに記していきます。
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Facebookノートに4/6UPした内容です。
http://www.facebook.com/iwateken#!/note.php?note_id=205599119464524

 



◆沿岸へ

 

会社では、震災後パネルトラックを調達し、最初の1週間で出来るだけ物資を沿岸に届ける活動をしていた。

3/17。いよいよ、私も沿岸に向かう番だ。私も沿岸に住んでいたことがあるため早く行きたかった。

物資を届ける、と意気込んで出発したが、現地で言葉も出なくなってしまうのだが・・・。

この日は沿岸部への通行止めも解除されていたため、途中止められることも無く釜石へ。

初日には崩落したと伝えられた新仙人道路も問題なく通行できた(ただ、地盤の沈下があり、至るところ道路がでこぼこになっている)。

平地の少ない釜石市の住宅街は甲子町などかなり山手まで延びている。そこから野田、小佐野などは電気もこの日復旧し、ソフトバンクの携帯も通じていた(この日docomoも開通)。ぱっと見は特に被害も無いようだ。

だが、釜石駅付近から、道路脇に泥がたまり始め、変な向きに車が止まっている。

商店街方向は通行止めなので、釜石駅から平田方面へ向かう。両脇は既にガレキの山だ。

国道45号との分岐店には若干の住宅とパチンコ屋があったのだが、住宅は無くなり、パチンコ屋はガレキに埋まっている。近くのビルも1Fは骨組みだけだ。重機が車を撤去している。

正直、そこまでは多少のドライブ気分もあったのだが、そんな気持ちは吹き飛び車内は無言。

目的地は大槌なので北上する。

トンネルへ向かう橋もかなり上まで浸水の跡がある。その頂上付近から市街地を望むとやはりガレキだらけ。良く行った中華料理屋も残っていないだろう。ただ、中心部はすぐ山なので殆どの人は逃げたのだろうと想像した。

このあたりは勿論停電で携帯も繋がらない。

◆両石・鵜住居

トンネルの中も真っ暗だが、良く見ると人が歩いている。普段人が通るような道路ではないのだが・・・。最近三陸道の一部として自動車専用道路が開通したのだがその中も人が歩いている。一般道は通行止めだからだ。

両石道路の入り口付近はテレトラック(場外馬券場)があるが、壊滅的状態だ。

何より両石道路より山側まで津波が来ている。釜石市街地と較べ被害が大きいのは一目瞭然だ。

ツイッターで両石の状況を心配していた人がいたな、とふと思い出す。家族は大丈夫だったのだろうか?

そして三陸道を下りる鵜住居、片岸町。

何も無い。一面のガレキだ。川の上流にトラックと船が並んでいる。下っていくと公営住宅があるが3Fまで波が来た跡がある。

海よりにゴルフの練習場があるが、何故かそれだけ残り、近くの堤防も破壊されている。

◆大槌

片岸町から山(トンネル)を超えると大槌町だ。

現在、大槌にはバイパスが通り、ショッピングセンターマストがあるこの場所は感覚的には海からはかなり離れている認識だ。

そこまで津波が来ている。それどころかバイパスより山寄りも浸水している。

目的地は城山の中央公民館なので、役場方向に行こうとするが道路が途中で無くなる。

一度車から降りてみる。

妙なにおい。生臭いというか、海のにおいというか。

色々混ざっているのだろうが不快なにおいだ。雪が降るほど寒いのが幸いかも知れない。初期には魚も大分打ち上げられていたというし。

大槌は火災もあったため、ただのガレキではなく焼け焦げている。消防団の集団が近くに居たが、良く見ると不明者が発見されたようだ。

この景色は例えようがないが、きっと戦場ほこうなんだろうな、とふと思った。

邪魔にもなるし、早く立ち去りたいので、違う道から市役所方面を目指す。だが、そこも町内に入れない。安渡方向にも車では行けないようだ。

他にも尋ねてきた人が来るが奥に入れない。その人が自衛官と話をしていたので中央公民館を聞いてみると裏からしか行けないという。親切にも途中まで案内してくれるという(仕事の邪魔してごめんなさい)。

結局、市役所側からは行けず、大ヶ口方向から大きく迂回しなければならなかった。しかも山道で車がすれ違う事が出来ないような道。そこへ2tのパネルトラックで行ったものだからたどり着くのに一苦労。しかも公民館近くの道路脇は焼け焦げていて火の手が近くまで迫った事が想像出来る。

それでも、何とか公民館に辿り着く。

そこは災害本部、避難所、物資集積所となっていたが、物資の運び込みに向かないところ(後に安渡小学校に物資集積所は移動したが)。ここで物を降ろす。

ただ、この段階で水、毛布などはかなり在庫が集まっており、当面間に合いそうな感じ。ただ、電池、トイレットペーパー、懐中電灯、オムツ、ウェットティッシュなどは喜んで貰えた。

無事に荷降ろしが出来た訳だが、ここから見る大槌町内は悲惨な状況だ。港まで何も無い。

ここでも良く行った中華料理屋があったのだが跡形も無い。まだ、煙がくすぶっている状態だ。

◆帰りに

後は無言で帰宅の途についたのだが、途中の大ヶ口団地に給水車が来ていた。それを見て、物資集積所に集まった物はここにも分配されるのだろうか、と疑問に思ったものだ。1週間も停電で買出しにも行けないのでは避難所よりも大変だ。後に問題提起され、改善したようだが。

 

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