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白龍(パイロン)といえばじゃじゃ麺。
岩手県民ならば知らない人はいないのではないかというくらい有名な店。
盛岡城内、桜山商店街に店を構える。
桜山だけに店の造りも昭和の香り。決して広いとは言えず、移動には誰かにぶつかる覚悟がいる(常に混んでいるし)。
2件ほど隣に桜山分店があり、百貨店川徳内にもカワトク分店がある。
分店だが、それぞれ味が違うようで、マニアはそれぞれお気に入りの店を持っている。
わんこそば、冷麺と共に盛岡三大麺を形成する(この選択に異論は無いはず)。
盛岡に来たら話の種に押さえておきたい食べ物である。
基本的には汁の無いうどんに味噌が乗っていて混ぜて食べるもの。
こう言ってしまうと身もふたも無いが、酢、にんにく、ラー油で自分好みの味付けを楽しむ事が出来る。
ハマった人は毎日でも食べたくなる。そうした人は食べ方にも一家言ある人が多い。
ただ、どうも苦手という人も少なからず存在する。
一方、食べ方が分からない、という声も良く聞くので作法をひとつ。
1.並通盛が中なので「中」と注文。
2.注文後ゆでるので出てくるまで少し時間が掛かる。立ち食いそばのようにはいかない。
3.出てきたら、お好みで酢やラー油をかけ、かき混ぜる。
4.食べ終わったら、テーブルにある卵を割り、少しかき混ぜたら「おねがいします」と箸を乗せたまま皿を戻す。
すると皿にゆで汁と塩、味噌を入れてくれる(ちーたんたん;別料金)。
5.このときレンゲは居るかと聞かれる。どうやら通はレンゲ無しの様であるが好みで良いでしょう。
盛岡じゃじゃ麺出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%9B%E5%B2%A1%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%98%E3%82%83%E9%BA%BA
盛岡じゃじゃ麺(もりおかじゃじゃめん)は、岩手県盛岡市でわんこそば、冷麺と並んで「盛岡三大麺」と称される麺料理の一つ。
戦前、旧満州(現在の中国東北部)に移住していた(後の「白龍」(パイロン)の初代主人である)高階貫勝が、満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始め、そこで盛岡人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたといわれる。
中華麺とは異なり、じゃじゃ麺用の平たいきしめんかうどんのように感じられる独特の麺に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけ、好みに合わせてラー油やおろしショウガやニンニクをかけて食べる。
麺を食べ終わった後の器に、卵を割り肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープを「鶏蛋湯(チータンタン)」と言う。
多くの場合、客が注文を出してから生麺を茹で始める形式であり、(立ち食い蕎麦などと比較して)調理に時間を要するため観光客などは時間に余裕を持ってじゃじゃ麺店へ出向いた方がよい。
基本的には、盛岡周辺を中心とした岩手県で食べられている郷土料理であり、初めて食する県外者には、塩辛く単調な味付けに感じられる傾向があるためか、あまり他県では専門店が見られない。
なお、盛岡の専門店の中には、じゃじゃ麺の地方発送サービスをしている店もある。
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